「こまるな、川をわけちゃ。」

川。「モーゼステッキ」で川を二つに割った野比のび太とドラえもんが川底で「骨川スネ夫のラジコンボート」を探している場面。女の人を乗せてボートを漕いでいた男の人が川が二つに割れている事に対して野比のび太とドラえもんに向かって言った台詞。

「ドラえもん 第45巻終わり/第46巻に続く」

「ガラパ星からきた男」の回の最後のページの下(枠の外)にある言葉。台詞ではありませんが、気になった言葉と言う事で選びました...。

「消えないでほしいわ、いつまでも、いつまでも.........。」

コーヤコーヤ星、ロップルの家の前。野比のび太とドラえもんとが小惑星でガルタイト鉱業の人間二人と戦い、勝利した日の夜。野比のび太、ドラえもんがロップル、クレム、チャミーに見送られてコーヤコーヤ星から地球へと帰って行く場面。クレムが、野比のび太とドラえもんとを見送る中、言った台詞。地球とコーヤコーヤ星とを繫ぐ超空間の出入り口に就いて言っています。

「スーパーマンとギラーミンの対決か、こりゃ見物だ。」

コーヤコーヤ星、コア破壊装置付近、宇宙船内。ギラーミンがスーパーマン達(野比のび太、ドラえもん)の相手をするために出向こうとした場面。ガルタイト鉱業の主任が、これから起こるであろうギラーミンとスーパーマンとの対決を期待して言った台詞。

「爆発まで、あと五分もないってのに。ギラーミンめ、決闘などとくだらんことを!!もう待てん、救命ボートで脱出する。」

コーヤコーヤ星、コア破壊装置付近、宇宙船内。 ジャイアン(剛田武)達に沈められた宇宙船内でガルタイト鉱業の主任がコア破壊装置の様子をモニターで確認し、 爆発が迫っているコーヤコーヤ星から脱出しようと救命ボートへと向かった場面。 それまでは野比のび太とギラーミンとの対決を「見物」と言っていたのが、自分の命に危険が迫ったとなるとそれが一転し、 ここでは「くだらんこと」となっています。

「おまえの.........勝ちだ。」

コーヤコーヤ星、コア破壊装置付近。野比のび太とギラーミンとの早撃ち対決が野比のび太の勝利に終わった場面。野比のび太に敗れたギラーミンが倒れる際に言った台詞。

「なんかいい道具あるでしょ。」

ザイール共和国、コンゴ盆地にある「タバコ好きの森(ヘビー・スモーカーズ・フォレスト)」、オドロンドロの谷から王国へと通じる川(地下水)。川岸を歩いて王国へと向かって進んでいた野比のび太達が、その川岸が途絶えた事で先に進めなくなった場面。川岸が途絶えたところでクンタック王子(ペコ)がドラえもんに言った台詞。

「死ヌンデスカ。人間ナンテイバッテテモ、コウナルトダラシナイモノダネ。」

海底、太平洋中央海山からホーン岬までの途中。ジャイアン(剛田武)と骨川スネ夫とを乗せてバミューダ海域を目指して走っていた水中バギーから二人(「テキオー灯」の効力が切れ掛けている)が落ち、海底に転げ落ちた場面。「テキオー灯」の効力が切れ掛け、海底に転がったまま動かないでいるジャイアン(剛田武)と骨川スネ夫とを前に水中バギーが言った台詞。

「ボク......、シズカサンノタメナラコワレテモイイ。」

海底、南アメリカ、太平洋と大西洋との境目。「テントアパート」の前で源静が水中バギーを洗車している場面。親切で優しく接してくれる源静に水中バギーが言った台詞。

「ナイテルノ？シズカサン。」、「ナカナイデ、ボク、シズカサンノタメナラナンデモスル。」

バミューダ海域、鬼岩城、ポセイドンの間。鬼角弾の発射を阻止出来る見込みが無くなった状況に源静が絶望し、涙を流した場面。水中バギー(ドラえもんのポケットの中にいる)が、源静が泣いている事に気が付いて言った台詞。この時、水中バギーはドラえもん(ポセイドンの間まで遣って来たところで力尽きた)のポケットの中にいましたが、ドラえもんの前で泣く源静の涙がポケットの上に落ちた事によって源静が泣いている事に気が付いていました。ポケットの中から言った台詞です。

「ワーッ、こら!!やめろ!!」

バミューダ海域、鬼岩城、ポセイドンの間。水中バギーがポセイドンに向かって突っ込んで行った場面。ポセイドンが、自分の方に向かって突っ込んで来る水中バギーに向かって言った台詞。

「南極へつっこみます。」

魔界星の側。魔法の絨毯に乗って魔界の側まで遣って来た野比のび太達が、魔界星に着陸しようとしている場面。そこで、これから魔界星(星全体が黒い炎に包まれているが、南極にだけ切れ目がある)に着陸するために取る行動に就いて美夜子が言った台詞。

「よくここまできたな。地球人ながらあっぱれなやつ、ほめてやろう。」

魔界、大魔王デマオンの城、展望台。野比のび太達が大魔王デマオンのところへと遣って来た場面。ここまで遣って来た野比のび太達に向かって大魔王デマオンが言った台詞。

「不死身でもなんでも......。魔王を倒さなくちゃ、地球は救われないの!!」

魔界、大魔王デマオンの城、展望台。野比のび太達が大魔王デマオンの心臓に銀の矢を射込んだが、全く効かなかった場面。銀の矢が効かなかった大魔王デマオンに美夜子が剣を出して飛び掛かって行きながら言った台詞。

「この音は宇宙空間にひびいたわけではなく、ロケット内につたわった音である。」、「戦車の音も同じ。」

ピリカ星、ピリカ星を取り巻くリングの中。PCIAの無人戦闘艇に追われている自由同盟のシャトルを助けるために、大統領(パピ)のロケットから四台の戦車(骨川スネ夫のラジコン戦車を改造したもので、野比のび太達がそれぞれに乗っている)が出撃する場面。そこでの効果音...シャトルのハッチが開く音とシャトルから戦車が出て行く際の音とに付けられた説明。一つ目の説明がシャトルのハッチが開く音に就いて、二つ目の説明が戦車が出て行く際の音に就いて付けられたものです。

「いくじなし!!」

街の中、地下への出入り口(鏡面世界)。リルルを探していた野比のび太が、リルルを見付けた後。総司令にここが鏡面世界である事を伝えに行くと言うリルルに対し、それを止めようとする野比のび太が銃口を向けたが、躊躇い、リルルを撃てずにいる場面。リルルが、自分の事を止めたければ撃つしかない、だから撃てと強く言っても、依然、撃てずにいる野比のび太に対し、逆に攻撃しながら(指先から光線を出しながら)言った台詞。

「ソーダ!!神サマガ作リソコナッタノダ!!ロクデモナイ先祖ヲツクルカラロクデモナシノ子孫ガアバレマワルンダ。」、「イーヤボクハイウゾ!!デキレバ大昔ノ世界ニイッテ、神サマニモンクイッテヤリタイゾ!!」

源静の部屋(鏡面世界)。メカトピアのロボット達の現状(人間を奴隷にするために地球を征服しようとしている)に対し、如何してこうなったのか、何処かで進む道を間違えたのか、そもそも神がアムとイムを創った事が間違いだったのでは無いかと言うリルル(「スモールライト」で小さくされて鳥籠の中に入っている)の言葉を聞いてミクロスがメカトピアの神に対して怒り出した場面。そこでミクロスが言った台詞。ミクロスの台詞の中にある「デキレバ大昔ノ世界ニイッテ、神サマニモンクイッテヤリタイゾ!!」が切っ掛けとなり、この後、地球が救われる事になります。

「今度生まれかわったら......、天使のようなロボットに......、お友だちになってね。」

三万年前のメカトピア、神(アムとイムとを創り出した科学者)が暮らしている建物。三万年後の世界での出来事(メカトピアのロボット達(アムとイムとの子孫達)が地球人を奴隷にしよとして地球を攻めている)を聞き、未来を変えるためにアムとイムとに他人を思い遣る温かい心を持たせる事にした科学者がそのための改造作業を行っていたが、身体の弱さからそれが途中で出来なくなった後。弱って作業が出来ない科学者に代ってリルルが(歴史が変わる事によって自分の存在が消える事を知った上で)それを引き継ぎ、遣り遂げた場面。歴史が変わった事でその存在が消え行くリルルが、その中で源静に言った台詞。消える前のリルルが最後に言い残した台詞です。

「それ以前の日本にも人間はいたようだ。だが彼ら(旧人)は、やがて絶滅したらしく今の日本人と血のつながりはない。だからあの時...、ククル一族(新人)がすみついた時こそ"日本誕生"の瞬間だったのだ!!」

エピローグ。その中の一文。「石器時代の王さまに」の話では「のび太の日本誕生」の世界(七万年)よりも三万年古い十万年前の世界には骨川スネ夫に似たスネル以下、野比のび太、ジャイアン(剛田武)、源静に似た人々(他)がいたのですが...このエピローグによるとそれらは絶滅していたようです...。その話を読んだ際には(場所は日本とは明言されていませんが)その人達が野比のび太達の先祖なのだろうと思って読んでいたのですが...。

「いわれてみれば............。わしは心にまで年をとらせたらしい......。バグダッドへいこう!!八回めの航海にのりだすのだ!!」

794年、アラビアの砂漠。黄金宮をアブジル達に乗っ取られて気を落とし、投げ遣りになっているシンドバットを骨川スネ夫が言葉巧みに立ち直らせた場面。骨川スネ夫の話を聞いた後、立ち直ったシンドバットがそこで言った台詞。

「イーッ、ヒッヒッヒ。悪はかならず善に勝つのだ。」

794年、アラビアの砂漠、シンドバットの黄金宮。シンドバットとアブジルとの一騎打ちの場面。シンドバットの乗る空飛ぶ木馬を破壊し、シンドバットを落下させたアブジルが、(シンドバットの生死を確認もせずに)そこで勝ったつもりになって言った台詞。

「イートマキマキ、イートマキマキ......。ヒーテヒーテ、トントントン。」

チャモチャ星、人間収容所。人間収容所に総攻撃を掛けて人間を全滅させるように全軍に命令を出したナポギストラーが、爆撃後の人間収容所に戦車に乗って遣って来た場面。(人間収容所を焼いたが)人間が一人もいなかった事を部下から聞かされ、そんな事は無いと部下を怒り付けていたナポギストラーが、(ガリオン・ブリーキン公爵が発明した「コンピュータを狂わせるプログラム」に感染している影響で)頭に変調を来たし、唐突に手振りと共に言い出した台詞。ナポギストラーに続き、(ナポギストラーを狂わせていたプログラムがそこから感染した)部下達も同様の状態になり、この台詞を口にしています。

「チリになれ!!」

夢幻三剣士の世界、幽冥宮、妖霊大帝オドロームの玉座。城内を移動していたシズカール(シズカリア)が玉座の間にいる妖霊大帝オドロームの前に出た場面。剣を抜いたシズカール(シズカリア)に対し、持っている杖からシズカール(シズカリア)に向かって光線(浴びた者を塵に変える光線)を出した妖霊大帝オドロームが、その際に言った台詞。

「ウンガダラ、ボエー、ボーボー、ベゾブラヨ、オエロエハー、グダ～ラ。」

野比のび太が「創生セット」で作った宇宙にある地球、ヨミの岩屋。「白神さま」に生贄を捧げる儀式がヒメミコによって行われている場面。儀式の中で祈るヒメミコの言葉。

「ざ、ざんねん......。」

野比のび太達が乗ったSLがヤドリの司令戦艦と海賊船とに追われて不時着した星。ヤドリ天帝が宿ったロボットと、野比のび太達との戦い。野比のび太が、ヤドリ天帝が野比のび太に宿ろうとしてロボットから出て来たところを狙い、真空ソープが入ったスプレーで撃墜し、ヤドリ天帝を行動不能にした場面。行動不能にさせられたヤドリ天帝が、そこで言った台詞。

「この星はな、住んでるのが子どもばかりという、ふしぎな星なんだ。」

小惑星帯、「SSS-ZY-997894」。森の中。熊虎鬼五郎が子分(「タマゴコピーミラー」で増えた卵から孵ったコピー)達と話している場面。子分(コピー)がここは何処かと尋いた事に熊虎鬼五郎が応じて言った台詞。熊虎鬼五郎はここが地球では無い天体だと言う事にこの時点で既に気が付いているようです。熊虎鬼五郎は野比のび太の部屋に置いてあった「どこでもドア」を潜ってこの天体に遣って来たのですが、普通であれば扉を潜っただけで別の天体に遣って来たとは思いもしないところなのですが...。熊虎鬼五郎が何処でどのようにしてここが地球では無い、別の天体だと言う事に気が付いたのか...気になるところです...。