「クラスでいちばんわすれんぼのあんたが？」

源静香の部屋。野比のび太が翌日に行われるテストのために源静香のノートの内容を(「アンキパン」を使って)憶えようとした場面。「おぼえることなら自信があるんだ。」と言う野比のび太に対し、源静香が言った台詞。野比のび太を指差し、お腹を抱え、「ホホホ」と笑いながらの台詞です。

「ね!ね!のびちゃん、なんて感動的な歌かしら。心の底からジーンとなるわ。ウキーッ。」

公園。西条ひろみのロケを見に来ていた源静香が西条ひろみの歌を聞いて感動し、野比のび太に言った台詞。

「あっ、のび太さんここにいたの!たいへんよ。あんたの家が火事よ。」

路上。エイプリルフール。野比のび太を嘘で騙そうとした源静香が野比のび太に言った台詞。嘘を吐くなら喜ばせておいてからがっかりさせるよりも驚かせておいてから安心させる方が親切だと考える源静香がその考えに基づき言った(親切な方の)嘘です。

「前からいっぺん山のようにたべてみたいと夢みてるんだけど――。イメージダウンがこわくて.........。」

野比のび太の部屋。野比のび太とドラえもんが「アンケーター」で源静香の一番好きな食べ物を聞き出そうとした場面。「アンケーター」の中の源静香が源静香の一番好きな食べ物を「やきいも」と答え、その後に言った台詞。顔を赤くして恥ずかしそうに話しています。(「イメージダウン」と言う語は恐らく「他者から見た自身の印象を害する事」を意味しているものと思われます。そうだとしても、ここでは「やきいも」を好きだと言う事と「イメージダウン」との繫がりが良く分かりません...。)

「なおさらキャー。」

源静香の家の庭。源静香が目の前に「裸の源静香(野比のび太が「変身ドリンク」で変身している)」が現れた事に「キャー」と悲鳴を上げた場面。そこで「裸の源静香」から「ぼくだよ。のび太が変身してるんだよ。」と聞かされ、その事に源静香が言った台詞。持っていたバケツの水を「裸の源静香」に掛けながら言っています。

「えっ、じゃその子外人？金髪で目が青いの？背が高くてハンサム？」

学校の廊下。「ずっと文通してた、ペンフレンドのスミスくんが、近く日本へくるんだよ。」と言う出来杉英才の話を聞いて源静香他の女の子達が出来杉英才に言った台詞。「外人(外国人)」と言っても髪の色、目の色、背の高さ、顔の出来不出来は様々だと思うのですが...。

「信じられない...。のび太さんがあたしにそんなものを......。いいわ。これも運命だとあきらめて一枚買う。」

源静香の家の玄関前。源静香が自分に「ジャイアンディナーショウ(ジャイアンの特製料理付きのリサイタル)」のチケットを渡そうとして来た野比のび太に対して言った台詞。目には涙を見せています。(心が痛んだ野比のび太は、結局、チケットを渡さずにその場を去っていました。)

「ね、ね、食べられる時ってどんな気持ちかしら。」

白亜紀のアメリカ大陸、峡谷。野比のび太達がプテラノドンに追われている場面。プテラノドンに追われ、その状況を脱する方法が無い中で源静が言った台詞。これに対し、骨川スネ夫が具体的な食べられ方を語ると源静は「やめて、やめて!!」と言ってそれを止めていました。

「また追われてるの？」

源静の部屋。ジャイアン(剛田武)、骨川スネ夫に追われていた野比のび太が、源静の部屋に逃げ込もうと窓から部屋に入ろうとしている場面。窓から入って来る野比のび太に向かって源静が言った台詞。窓から靴を手に入って来る野比のび太を見ながら冷静な口振りで言っています。

「わからずや!!そんなことさせるものですか。あんたを爆破してやる!!」

バミューダ海域、鬼岩城、ポセイドンの間。鉄騎隊によってポセイドンの前に連れて来られた源静が、ポセイドンに対し、ポセイドンがアトランチスへの攻撃だと思っているのは海底火山の活動であると言う事を教えた場面。源静の話を聞き入れず、世界中に鬼角弾を降り注がせると言うポセイドンに対して源静が言った台詞。

「そりゃあ、わたしだってこわいわよ。でも......。このまま独裁者に負けちゃうなんて、あんまりみじめじゃない!!やれるだけのことを、やるしかないんだわ。」

ピリカ星、ピリカ星を取り巻くリングの中にある小天体、自由同盟本部基地。PCIAの無人戦闘艇が何百何千と自由同盟本部基地に向かっている中、源静が、怖がって隠れ、戦闘に参加しようとしない骨川スネ夫を基地内に置いて来たまま、戦車に乗り込み出撃した場面。源静が、戦車に乗り込み出撃する際に言った台詞。

「ときどきりくつにあわないことするのが人間なのよ。」

源静の部屋(鏡面世界)。源静が、動けるようになったリルル(次元震に巻き込まれて大怪我をしていたが、源静による治療(ドラえもんが出した「メカ救急箱」を使った治療)によってある程度動けるようになった)の包帯を外し、服を着るように言い、服を着たリルルをベッドに寝かせた場面。敵(リルル)を助ける地球人の行動に疑問を持ち、「......人間のすることってわからない。どうして敵を助けるの。」と尋くリルルに対し、源静が返した台詞。

「まさかまっ昼間から、のび太さんじゃあるまいし。」

アニマル星。野比のび太、ドラえもん、源静の三人が、「タケコプター」を付けて街の上空を飛んでいる場面。人影が無い街の様子を見て「みんなねてるのかな。」と言う野比のび太に対し、源静が言った台詞。

「............。パンツ？」

源静の家の玄関前。チャモチャ星でブリキンホテル地下の大迷宮(ラビリンス)からサピオ(の指示でタップ)によって源静と一緒に強引に「どこでもトランク」を潜らされて地球に送り返された野比のび太が、家に帰り、ドラえもんのスペアポケット(ドラえもんの四次元ポケットと繫がっていて、それを潜る事でドラえもん(チャモチャ星にいる)のところに行く事が可能)が寝床の枕の下にある事を思い出し、それを持って源静の家に遣って来た場面。スペアポケットを意気揚々と見せ、「なんだと思う？」と尋く野比のび太に、源静が答えた台詞。

「わあい。できちゃった!!」

源静の部屋(野比のび太とドラえもんとが「気ままに夢見る機」の本体の透視ビジョンを使って覗いている状況)。源静が勉強(難しい宿題)を終えた場面。問題を解き終わった源静が喜び、言った台詞。

「わたし、外交官になって世界平和のためにはたらくのが夢なの。だからしっかり勉強しなくちゃ。」

源静の部屋(野比のび太とドラえもんとが「気ままに夢見る機」の本体の透視ビジョンを使って覗いている状況)。源静が勉強(難しい宿題)を終えた後、母親と話している場面。その中で源静が将来の夢に就いて語った台詞。

「あなたに心配してもらう必要ありません。」

野比のび太が「創生セット」で作った宇宙にある地球、野美コンツェルン総本社。出木松博士の南極点を目指す第二次探検計画に野美のび秀が協力する事になり、野美のび秀の要望でその探検に自分と秘書の源しず代とが加わる事になった場面(野比のび太、ドラえもん、源静の三人が「石ころぼうし」を被った状態でそれを見ている)。源しず代を南極探検に同行させる事に対し、「だいじょうぶかなあ、南極なんかつれてって。」と言う野比のび太に、源静が言った台詞。