源静香のお父さん - 名言・名台詞 [ ドラえもん ]

ドラえもん(漫画) 「のび太の結婚前夜」

最初のおくり物はきみがうまれてきてくれたことだ。午前三時ごろだったよ。きみの産声が天使のラッパみたいにきこえた。あんなに美しい音楽はきいたことがない。病院をでたとき、かすかに東の空が白んではいたが、頭の上はまだ一面の星空だった。この広い宇宙の片すみに、ぼくの血をうけついだ生命がいま、うまれたんだ。そう思うとむやみに感動しちゃって。涙がとまらなかったよ。それからの毎日、楽しかった日、みちたりた日びの思い出こそ、きみからの最高のおくり物だったんだよ。少しぐらいさびしくても、思い出があたためてくれるさ。

未来の世界、野比のび太と源静香の結婚式前夜。源静香の家。自分が家を出て行けばお父さんが寂しくなるだろうからお嫁には行かないと言い出した源静香に対し、それを説得しようとした源静香のお父さんが「源静香が自分達(両親)に残して行く贈り物」の話を聞かせた場面。その中で言った源静香のお父さんの台詞。

ドラえもん(漫画) 「のび太の結婚前夜」

のび太くんを信じなさい。のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。かれなら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれるとぼくは信じているよ。

未来の世界、野比のび太と源静香の結婚式前夜。源静香の家。結婚を前に不安を口にする源静香に対し、源静香のお父さんがその不安を取り除こうと言った台詞。

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