「おれは女だ～っ!!」

浜茶屋「海が好き」前、波打ち際。藤波竜之介が女である自分に男の世界を語って聞かせる父親を右アッパーで殴り飛ばしながら言った台詞。

「てめえの顔が...ブルマーにみえるぜ～っ!」

友引高校、体育館、柔道の授業中。藤波竜之介(男子生徒と勝負して全員を倒す事が出来れば父親からブルマーが貰える)が最後の相手となる諸星あたるに向かって行きながら言った台詞。

「両ひじをわき腹につけ!アゴをひき...手首(リスト)を回転させつつ...笑いながら...食うべし!食うべし!食うべし!」

友引高校、購買部、朝食時。藤波竜之介が蘭(ラン)を観察して学んだ「(女っぽい)食事法の極意」の実践しながら言った台詞。

(これは「あしたのジョー」の中にある台詞を真似たものだと思われます。東光特等少年院での矢吹丈と力石徹の喧嘩の中で矢吹丈が力石徹に向かって「ひじを左わきからはなさない心がまえで、やや内角をねらい、えぐりこむようにして、打つべし!打つべし!打つべし!打つべし!」と丹下段平の葉書「あしたのために(その1)=ジャブ=」にあった内容を口に出しながらジャブを放つ場面がありますが、それを真似たのでは無いかと。(鑑別所の独房での練習時やその後の大部屋に移ってからの西寛一との喧嘩の際にも同種の台詞は見られますが、前者は「打つべし」の繰り返しがありませんし、後者は一連の台詞の間に別の台詞が挟まっています。藤波竜之介の台詞に最も近いと言えるのが力石徹との喧嘩の中での台詞です。))

「ばっ、ばっきゃろ～っ!そんなオカマみてえな言葉つかえるか!」

友引高校、2年4組の教室。藤波竜之介(女らしさを教えられている最中)が諸星あたるから自分の事を「あたし」と呼ぶように指示された場面。「あたし」と言えずに照れる藤波竜之介が諸星あたるを殴り飛ばしながら言った台詞。採用は「ばっきゃろー」の部分。「ばっきゃろー」は他の場面でも出て来ます。

「お、おれは変態じゃねえっ!!」

公園の噴水前。仏滅高校の総番に見せるための写真(藤波竜之介が三宅しのぶを抱き上げている写真)の撮影後もそのままの状態でいる2人にラムが「いつまで抱きあってるっちゃ!」と言った場面。ラムの言葉を受けた藤波竜之介が三宅しのぶを放し、三宅しのぶに向かって慌てて言った台詞。「おれは変態じゃねえ」は他の場面でも出て来ます。

「おれにぶっ倒される日まで、潔く居候しやがれ。」

友引高校、敷地内。藤波竜之介と潮渡渚の対決が潮渡渚の勝利に終わった後。藤波竜之介の下を去って行こうとする潮渡渚に藤波竜之介がそれを呼び止めて言った台詞。