「だまれ!!そんなにケガがこわいならサッカーなどやめちまえ!!」

明和FCと一枝FCとの練習試合。日向小次郎の強引なプレイを非難して来た一枝FCの選手に向かって日向小次郎が言った台詞。

「そうだ!おれのサッカーは負けないサッカーだ!どんなことをしても勝つサッカーだ。」

埼玉県大会準決勝、明和FCと南部FCとの試合。前半を0対3で終えて終えて迎えたハーフタイム。明和FCのメンバーに日向のサッカーとはと尋ねられ、日向小次郎が答えた台詞。これが明和FCのサッカー、そして東邦学園のサッカーになって行きます。(「負けない事」と「勝つ事」は本当であれば使い分けられるべきだと思うのですが(「負けない事」が「勝つ事」だとは限りませんので)、ただ、日向小次郎の場合は「負けない事」を「勝つ事」と同じ意味のものとして使っているようです。(それはここだけで無くこの後の他の場面でも同じです。)恐らく、同じ意味の言葉を二つ並べる事で言いたい事を強調しているのだと思いす。)

「ともだちならいっしょにゴールへふっとんでしまえ!!」

全日本少年サッカー大会予選Aブロック、南葛SCと明和FCとの試合。前半、1対2で明和FCが1点勝っている状況。日向小次郎のシュートでボールに恐怖心を持った森崎有三に大空翼が「ボールはともだち、こわくないよ」と言った直後の場面。大空翼を狙ってシュートを放った日向小次郎が、そのボールを顔面に受けてボールと一緒にゴールへと向かって飛ばされて行った大空翼に対して言った台詞。

「明和のサッカーは負けないサッカーだ!今日も勝って優勝をもぎとるぞ!!」

全日本少年サッカー大会決勝、南葛SCと明和FCとの試合。試合前に日向小次郎が明和FCの選手達に言った台詞。

「明和のサッカーは勝つサッカー、負けないサッカーだ。おれが翼に勝つよりそのまえにとにかく試合に勝たなければ話にならない。」

全日本少年サッカー大会決勝、南葛SCと明和FCとの試合。前半を0対1で終えて迎えたハーフタイム。チームの勝ち負けの前に個人的な勝負にこだわっていた日向小次郎が沢田タケシの言葉によって明和FCのサッカーを思い出し、言った台詞。

「いいか、みんな油断するな、たしかにおいこまれてからの南葛はしぶといぞ。」

全日本少年サッカー大会決勝、南葛SCと明和FCとの試合。後半終了4分前、日向小次郎が勝ち越しの点を挙げ、1対2となった場面。ゴール後、勝利宣言時のポーズを取って「この試合勝ったぞ!」と思っていた日向小次郎が、まだ勝負を諦めていない南葛SCの姿を見て明和FCの仲間に言った台詞。日向小次郎はこの僅か3分後(試合時間残り1分)に「やった、優勝だ」とホイッスルが鳴る前に油断し、若林源三にボールを奪われ、同点に追いつかれる切っ掛けを作ります...。

「明和のサッカーは必ず勝つサッカーだ。引き分けをねらうサッカーじゃないはず。そのためには攻撃あるのみだ!」

全日本少年サッカー大会決勝、南葛SCと明和FCとの試合。再延長戦の開始前。これから迎える再延長戦を前に日向小次郎が仲間に向かって言った台詞。引き分けによる「両チーム優勝」では無く単独優勝を狙って行く事を明言しています。

「おれのサッカー、明和のサッカーはあくまで勝つ、負けないサッカーだ!楽しくても負けちゃなんにもならないんだ。」

全日本少年サッカー大会決勝、南葛SCと明和FCとの試合。再延長戦、後半。明和が1点差で負けている状況。南葛のゴールへと向かって攻める中で日向小次郎が心の中で言った台詞。サッカーの楽しさを知った後でも勝つ事への執念を燃やしています。

「命令、命令、命令、アンタはこの世で一番えらいのか!アンタのいうことはすべて正しいのか!!」

全国大会準決勝、明和東中学と東邦学園との試合。後半、東邦学園が明和東に1点を奪われた後、ベンチにいた日向小次郎が立ち上がり試合に出る素振りを見せた場面。試合に出場しようとする日向小次郎を「すわれ、日向、これは監督命令だ!!」と言って止める北詰監督に向かって日向小次郎が言った台詞。

「はやくブラジルへいっちまえ。」

全国大会決勝、南葛中学と東邦学園との試合終了後。試合終了直後の大空翼との会話の中で日向小次郎が大空翼(中学の後はブラジルへ行く事を決めている)に言った台詞。

「つきさされボール、アルゼンチンゴールへ!!」

第一回フランス国際Jr.ユース大会予選グループD、全日本Jr.ユースとアルゼンチンJr.ユースとの試合。後半、残り10分、3対4の場面。日向小次郎がアルゼンチンのゴールに向かって同点となるタイガーダイビングヘッドを放つ際に(心の中で？)言った台詞。

「どけ、シュナイダー、おれの前にたちふさがるものはすべてふきとばす!!」

第一回フランス国際Jr.ユース大会決勝、全日本Jr.ユースと西ドイツJr.ユースとの試合。後半10分、1対1。ネオタイガーショットを打つ体勢に入った日向小次郎がシュートをブロックしに来たカール・ハインツ・シュナイダーに対して言った台詞。