白面の者 - 名言・名台詞 [ うしおととら ]

うしおととら(漫画) : 第三十四章「西の国・(バケモノ)大戦」 - 其ノ弐拾壱「白面の記憶」

おぎゃあああ。

日本を支える岩柱の「要」。西の妖怪達と白面の者との戦いが行われている中(西の妖怪達が一方的に倒されている)、蒼月潮、とら、イズナ(間鎚を乗っ取っている)がその戦いを止めさせるために駆け付けた場面。そこで始まった白面の者(二千三百年前に獣の槍と相対している)による二千三百年前の回想の中。獣の槍に追われ、九つの尾の内の七つまでを打ち倒された白面の者が、その力に恐怖し、上げた叫び。

うしおととら(漫画) : 第三十四章「西の国・(バケモノ)大戦」 - 其ノ弐拾壱「白面の記憶」

我は――逃げたのだ!この我――すべてを呪い、すべてを滅するために在る...白面の者が!直接戦うこともせず!恐怖し、逃げたのだ!!

日本を支える岩柱の「要」。西の妖怪達と白面の者との戦いが行われている(西の妖怪達が一方的に倒されている)中、蒼月潮、とら、イズナ(間鎚を乗っ取っている)がその戦いを止めさせるために駆け付けた場面。白面の者(二千三百年振りに獣の槍と相対した)による二千三百年前の回想があった後。白面の者が二千三百年前の獣の槍との交戦(「尾」を使って相手をしたが、獣の槍の力に恐怖を感じ、その攻撃を食い止めただけで逃げた)を思い出し、その時の事を言った台詞。

この台詞は、(言葉が表すままの意味とは別に、)第二十七章「四人目のキリオ」-其ノ壱「白面胎動」で白面の者自身が言っていた台詞、「我と直接戦ったことはないが...わかるのだ。槍の力が。」との矛盾を避ける目的を持たされている台詞であるように思います。白面の者の認識では、二千三百年前に獣の槍と戦ったのは「尾(自分自身だとは思っていない)」であって、自分自身はまだ獣の槍とは直接戦っていないと言う事になっているようなのですが、その事をこの場面(白面の者と獣の槍との戦いの回想の直後の場面)で(何気無く)言い表す事によって、(言い訳がましくならないよいうにしつつ、)過去の台詞と回想との間に矛盾を出さないように図っているのでは無いかと...。身体から切り離していない状態の尻尾で戦えばそれは直接戦った事と変わりが無いと思うのですが...「白面の者はそうは思っていない、だから物語上の矛盾は無い」と言う事にしよとしている台詞に見えます...。(この後の場面には「我の分身がおのれに不覚をとったのは二千三百年も前!」と言う台詞も見られます。白面の者の認識では「尾」は飽く迄も(身体から切り離してない状態であっても)「分身」であり、自分自身では無いと言う事になっているようです...。)

うしおととら(漫画) : 第三十四章「西の国・(バケモノ)大戦」 - 其ノ弐拾五「嵐の彼方」

おぎゃああ。

日本を支える岩柱の「要」。蒼月須磨子が「要」から飛び立とうとしている白面の者を「極限結界溜」で押さえ込もうとしている場面。白面の者が蒼月須磨子の「極限結界溜」によって「要」に封じられて行く中で最後の抵抗を見せた際に言った台詞(叫び声)。

うしおととら(漫画) : 第四十八章「雷鳴の海」 - 其ノ四「復活の時」

我は白面!!その名のもとに、全て滅ぶ可し!!

沖縄、海上。白面の者が、東の長(山ン本)が指揮する「火の兄」をその尾で貫き、海上に姿を現した場面。海上に出た白面の者がそこで言った台詞。

うしおととら(漫画) : 第四十八章「雷鳴の海」 - 其ノ五「轟音の幕開け」

おぎゃあああ。

沖縄、海上。白面の者が海上に姿を現した場面。白面の者が海上に出ると共に言った台詞。(台詞とは関係の無い事ですが、この話ではその題である「轟音の幕開け」と言う言葉が気になりました...。題の中の「幕開け」が、「幕を開ける」の名詞形(になるのでしょうか)として使ったものなのか、それとも「幕開き」の誤用、即ち、「幕開き」としなければならないところを間違えて使ってしまったものなのかは分かりませんが、これは、どちらにしても(「轟音の幕開け」にしても、「轟音の幕開き」にしても)話の内容を適切に表したものにはならないように思います...。(轟音が幕を開ける訳でも、幕が開いて轟音が始まる訳でもありませんので...。)もし、轟音が起こり、そこから(それと同時に)「決戦の幕開き」となる(幕が開いて決戦が始まる)と言う事を表現したかったと言うのであれば、他の表現にした方が良かったのでは無いかと思います。)

うしおととら(漫画) : 第四十八章「雷鳴の海」 - 其ノ七「虐」

おおおおぎゃああああ。

沖縄、海上。白面の者が霧呼見島を攻撃し、島を吹き飛ばした場面。霧呼見島を吹き飛ばす一撃を放った後に白面の者が言った台詞。

うしおととら(漫画) : 第四十九章「獣の槍破壊」

げげげげ、げげげげげげげ。

沖縄、海上。獣の槍を粉々に砕き、蒼月潮を海へと叩き落した白面の者が、「我の勝ちだ。」と言って勝ち誇り笑った場面。その白面の者の笑い声。

うしおととら(漫画) : 第五十一章「降下停止、浮上」 - 其ノ弐「破壊妖」

おおぎゃああ。

日本の街、上空。日本を北上しながら主要都市を中心に破壊して行った白面の者が、その中で一つの街を破壊した際に言った台詞。

うしおととら(漫画) : 第五十四章「太陽に 命 とどくまで」 - 其ノ五「太陽」

駄目で......あろ?

沖縄、海上、結界内。蒼月潮/とらと白面の者との戦い。白面の者が出した七本目の尾(嵐と雷の尾)と八本目の尾(無数の槍が生えた尾)との前に蒼月潮ととらとが苦戦している場面。白面の者が「槍の尾」で蒼月潮を突き刺した後に言った台詞。

うしおととら(漫画) : 最終章「うしおとら」 - 其ノ弐「白面の者」

我は憎む!光あるものを!!生命(いのち)を、人間を!!人間と和合する(バケモノ)を!

沖縄、海上、結界内。蒼月潮/とらと白面の者との戦い。獣の槍を使う蒼月潮が連れて来る陽の存在を羨み、恐怖している事を見透かされた白面の者が、それを認め、蒼月潮ととらとに襲い掛かった場面。蒼月潮ととらとに襲い掛かりながら白面の者が言った台詞。

うしおととら(漫画) : 最終章「うしおとら」 - 其ノ弐「白面の者」

キレイダナア...ナンデ ワレハ アアジャナイ...。ナンデ ワレハ ニゴッテイル...!?

沖縄、海上、結界内。蒼月潮/とらと白面の者との戦い。白面の者が誕生した頃の回想の場面。陰であり闇であり「下」に生まれた白面の者が、陽であり光であり「上」に生まれた人間を見上げて言った台詞。

うしおととら(漫画) : 最終章「うしおとら」 - 其ノ弐「白面の者」

おぎゃあああああ。

沖縄、海上、結界内。蒼月潮/とらと白面の者との戦い。蒼月潮の後ろから現れた鏢、秋葉流、徳野、「さとり」の四人(どれも既に死んでいる)によって「槍の尾」を破壊された白面の者が、叫びを上げて蒼月潮ととらとに向かって行った場面。蒼月潮ととらとに向かって行く前に白面の者が上げた叫び。

うしおととら(漫画) : 最終章「うしおとら」 - 其ノ参「うしおとらの縁」

誰か...名づけよ、我が名を...断末魔の叫びからでも、哀惜の慟哭からでもなく、静かなる言葉で...誰か、我が名を呼んでくれ...我が名は白面にあらじ。我が――呼ばれたき名は...。

沖縄、海上、結界内。蒼月潮/とらと白面の者との戦い。蒼月潮ととらとの攻撃を受けて滅び行く白面の者が、その中で言った台詞。この台詞の後、白面の者の最後の尾が砕け、そこに赤子の姿が浮かび上がっていました。

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