「おまえの敗北の姿がだ!氷河よ!!」

暗黒聖闘士(ブラックセイント)編。富士の洞窟内。キグナス氷河とフェニックス一輝の戦いが始まる前。フェニックス一輝がブラックスワンの眼球に残った像(キグナス氷河の拳の全て)を見た直後、そこにキグナス氷河がやって来て何が見えたのかとフェニックス一輝に尋いた場面。キグナス氷河の言葉にフェニックス一輝が返した台詞。

「鳳凰幻魔拳!!」

暗黒聖闘士(ブラックセイント)編。富士の洞窟内でのキグナス氷河とフェニックス一輝との戦い。フェニックス一輝がキグナス氷河に「鳳凰幻魔拳」を放ちながら言った台詞。(台詞と言うより技名です。)他の場面でも出て来ます。(これ以前の場面ではウルフ那智にも「鳳凰幻魔拳」を使ったようでしたが、そこでは睨むだけ(拳も出さず、技名も言わず)でした。)

「鳳翼天翔!!」

暗黒聖闘士(ブラックセイント)編。富士の洞窟内。キグナス氷河に「鳳凰幻魔拳」を跳ね返され、それを受けたフェニックス一輝の過去回想。フェニックスの聖衣(クロス)を取りにジャンゴのところへと向かう一輝の行く手を暗黒聖闘士(ブラックセイント)が阻んだ場面。一輝が暗黒聖闘士(ブラックセイント)達に向かって「鳳翼天翔」を出して言った台詞。(台詞と言うより技名です。)他の場面でも出て来ます。

「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんとはまさにこのことだ。きえさるのはおまえの方だカラス!この鳳凰のはばたきひとつでな!!」

白銀聖闘士(シルバーセイント)編。フェニックス一輝と烏星座(クロウ)のジャミアンとの戦い。フェニックス一輝に勝てる気でいる烏星座(クロウ)のジャミアンに対し、フェニックス一輝が言った台詞。フェニックス一輝はこの台詞に続けて「鳳翼天翔」を出し、その一撃で烏星座(クロウ)のジャミアンを葬っています。

「フッ。あの分ではギリシアまでとんでいったかもしれんな。」

白銀聖闘士(シルバーセイント)編。フェニックス一輝と烏星座(クロウ)のジャミアンとの戦い。フェニックス一輝が烏星座(クロウ)のジャミアンを「鳳翼天翔」で吹き飛ばして言った台詞。

「どこへいこうとオレの勝手。オレがおまえらと共に戦うなどとカンちがいするなよ。オレは群れるのがきらいだ!」

白銀聖闘士(シルバーセイント)編。フェニックス一輝と地獄の番犬座(ケルベロス)のダンテとの戦い。ドラゴン紫龍、キグナス氷河、アンドロメダ瞬の3人がやって来た事でフェニックス一輝がこの場を去ろうとする場面。アンドロメダ瞬にどこへ行くのかを尋かれ、フェニックス一輝が返した台詞。

「こういう場合、礼をいった方がいいのかな...フッ。」

白銀聖闘士(シルバーセイント)編。フェニックス一輝と地獄の番犬座(ケルベロス)のダンテとの戦い。フェニックス一輝が地獄の番犬座(ケルベロス)のダンテをその場に残して去って行く場面。キグナス氷河に右腕(以前のキグナス氷河との戦いで凍り付いている)を元通りにする方法を教えられたフェニックス一輝がそれに返した台詞。

「さらばだ瞬!星矢たちとともに最後まで男らしく戦うんだぞ!!」

十二宮編。処女宮でのフェニックス一輝と乙女座(バルゴ)のシャカとの戦い。乙女座(バルゴ)のシャカを倒すために自爆に出るフェニックス一輝が自爆前の最後に言った台詞。

「瞬よ...人間がもし生まれかわれるなんてことが本当にできるのなら、この次に生まれかわってきたときもおまえとはまた兄と弟だ...。からなずな...瞬...。」

十二宮編。処女宮でのフェニックス一輝と乙女座(バルゴ)のシャカとの戦い。フェニックス一輝が乙女座(バルゴ)のシャカを道連れに自爆した後、夜空にその姿を浮かべ、アンドロメダ瞬に言った台詞。

「バカな...星矢にもかつて言われたが地獄のような思いをして帰ってきたのはオレだけじゃない...。瞬よ所詮はこのオレが一番弱虫だったのさ、フッ...。」

十二宮編。双魚宮。教皇の間へと急ぐフェニックス一輝が双魚宮を抜けようとする中、瀕死の状態のアンドロメダ瞬に出会った場面。「ぼくが弱虫だったばかりににいさんに地獄のような思いをさせてしまったことを...ゆ...ゆるしてくれますか...」と言うアンドロメダ瞬にフェニックス一輝が返した台詞。

(ここでフェニックス一輝が言っているのは富士の洞窟内でペガサス星矢に言われた事を指しているものと思われます。フェニックス一輝はそれ以前にも銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)の会場でウルフ那智に同じような事を言われている(「おまえだけ地獄からかえってきたようなツラをしてるが、ここのヤツらは全員みてきたんだ、この世の地獄をな」と言われている)のですが...。ウルフ那智の言った事、あるいはウルフ那智の存在そのものを忘れてしまっているのか...フェニックス一輝の口からその名前が出て来ないのは可哀想に感じました...。(因みに、ウルフ那智に同じような事を言われた時のフェニックス一輝は、ウルフ那智に「地獄をみてきただと...。よかろう!ウルフ、おまえに本当の地獄をみせてやろう!!」と言って幻覚を見せ、その魂をズタズタに引き裂いていました...。))

「フッ、ひとの心につけこんで汚い勝利を収める三下が他人を卑怯者呼ばわりとは笑止千万!!」

海皇ポセイドン編。海底神殿。南氷洋の柱でのフェニックス一輝とリュムナデスのカーサの戦い。リュムナデスのカーサが姿を見せていない状態のフェニックス一輝から攻撃を受けた場面。リュムナデスのカーサの「だ...誰だ、誰かいるのか!？姿を見せろ卑怯者め―――ッ」に対してフェニックス一輝が返した台詞。人の心に付け込む戦い方をするのはフェニックス一輝も一緒であり、それを自身で「汚い勝利」だと思っていたのかどうかが気になりました...。

「おまえごときに名のるほど安っぽい名は持ちあわせてはいないが...倒された相手の名もしらずにあの世へ行かせるのもまた不憫...耳の穴をかっぽじってよく聞け、オレの名を...。」、「フェニックス一輝!!地獄の果てよりまたもや舞い戻ってきたわ!!」

海皇ポセイドン編。海底神殿。南氷洋の柱でのフェニックス一輝とリュムナデスのカーサとの戦い。フェニックス一輝がリュムナデスのカーサの前に姿を現しながら言った台詞。

「笑止な!おまえごときが愛とか涙を口にするなど愛が汚れるわ。」

海皇ポセイドン編。海底神殿。南氷洋の柱でのフェニックス一輝とリュムナデスのカーサとの戦い。アンドロメダ瞬に化けたリュムナデスのカーサにフェニックス一輝が容赦無く拳を打ち込んだ後の場面。「フ...フェニックス一輝...おまえには人間の情愛も涙もないのか...」と言うリュムナデスのカーサに対してフェニックス一輝が言った台詞。

「順番を決めろ...どいつからこのオレの餌食となるのか!!」

冥王ハーデス編。冥界、第五獄。天猛星ワイバーンのラダマンティス、天雄星ガルーダのアイアコス、天貴星グリフォンのミノースの冥界三巨頭が揃う中、フェニックス一輝が天雄星ガルーダのアイアコスの身に付けている冥衣(サープリス)のマスクを飛ばし、言った台詞。

「聖闘士(セイント)に同じ技は二度も通じぬ。今やこれは常識!!」

冥王ハーデス編。冥界、第五獄。フェニックス一輝と天雄星ガルーダのアイアコスとの戦い。天雄星ガルーダのアイアコスが2度目のガルーダフラップを放った後、フェニックス一輝が天雄星ガルーダのアイアコスの背中に攻撃を加え、天雄星ガルーダのアイアコスを倒して言った台詞。聖闘士(セイント)に同じ技は2度も通用しないと言うのは、時折、作中に出て来ていましたが、常識にまでなっていたのかと驚きました。

「くらえ!!星も砕け散るフェニックスの羽ばたきを!!鳳翼天翔――ッ!!」

冥王ハーデス編。冥界、第五獄。フェニックス一輝と天雄星ガルーダのアイアコスとの戦い。フェニックス一輝が天雄星ガルーダのアイアコスに対して「鳳翼天翔」を出す際に言った台詞。前置き付ではこれが一番好きです。

「よく言った瞬、それでこそこの一輝の弟...それでこそアテナの聖闘士(セイント)だ!!」

冥王ハーデス編。冥界、第八獄、ジュデッカ。アンドロメダ瞬の身体がハーデスに乗っ取られている状態の中。自分の身体ごとハーデスを倒すように言うアンドロメダ瞬(フェニックス一輝が言うにはアンドロメダ瞬の魂)に対し、フェニックス一輝が言った台詞。