「おまえは今、ただ....後ろから刺された、それだけだ....!」

エスポワール、プレイルーム。限定ジャンケン開催中。カイジ(伊藤開司)と船井譲次との揉め事(カイジが船井譲次に星(二つ)を騙し取られた事で揉めていた)を黒服が間に入って収めた後。カイジの認識の甘さを指摘する黒服がその中でカイジに言った台詞。

「早く打て....!それが終わったら........確保だ......!我々と共にいてもらう。招待しよう........!天国へ......!」

帝愛の裏カジノ。「沼」対「カイジ」。カイジ(伊藤開司)が遠藤勇次から資金を借りての勝負再開後。銀玉の残りが僅か(30玉)となったカイジの背後に黒服がやって来た場面。銀玉を打ち出さずに手を止めているカイジに対し、黒服が言った台詞。

「帝愛じゃねえっ...!オレだ......!オレがただでやるって言ってんだ....!だから行けっ....!合流して来いっ、くそヒーロー......!」

街中。45組が解放された後。お金が無くて45組との合流を躊躇しているカイジ(伊藤開司)に黒服(優しいおじさん)が3万円を渡した場面。お金を受け取り「ただ....？帝愛が......？」と尋くカイジに対し、黒服(優しいおじさん)が返した台詞。

「仕事で犯したミスは仕事で返すのが一番かと....!」

帝愛本社ビル、第3会議室。限定ジャンケンを行うための悪魔的会場を決めるための会議が行われる中。出社が遅れた黒服(朝までボウリングをしていて出社が遅れた)が猛省の印として頭を丸めて来た中、唯一、頭を丸めて来なかった佐衛門三郎二郎に対し、その事に気が付いた利根川幸雄が「そういえば佐衛門....お前だけ坊主にしてなんだな....」と尋いた場面。それに佐衛門三郎二郎が返した台詞。

「権田さん。見てください....!権田さんのおかげで....悪魔的なホルスターが完成しましたよ....!」

帝愛本社ビル、第3会議室。利根川幸雄がインフルエンザで休む中、利根川幸雄の代理を務める権田(黒服)の指示で作った「限定ジャンケンで使うカードを入れるホルスター」が完成し、それを堂下(黒服)が権田に見せた場面。堂下が完成したホルスターを権田に見せる際に言った台詞。「カイジ」では「圧倒的」、「悪魔的」、「理外」と言った言葉が多く出て来て、その中には良く分からない使い方がされているものもあるのですが...これもその一つです。ホルスター自体は如何と言う事の無いホルスターであり、何処がどのように悪魔的なのか全く分かりません...。

「着られていたのか....ボクの方が..服に....。」

帝愛本社ビル、第3会議室。利根川幸雄が、黒服達の間で蔓延している奇抜な服装(本人達はお洒落だと思って遣っている)を止めさせるために、それがお洒落でも何でも無いと言う事、そして、本当のお洒落とは何かと言う事を黒服達に分からせた場面。お洒落とは何かと言う事を利根川幸雄によって教えられた佐衛門三郎二郎(黒服達の中で最も奇抜な格好をしていた)が、その場で膝を落とし、言った台詞。

「私が責任をもって塗りつぶしてみせます....!この男をドス黒い会長色に....!」

帝愛本社ビル、まさやん様専用特別ルーム。まさやん(利根川幸雄の指示の下、山崎健二(黒服)によって兵藤和尊の影武者に仕立てられようとしてる)が山崎健二に連れられて特別室(まさやんを兵藤和尊の影武者に仕立てるための部屋)に招き入れられた後。そこまで同行していた利根川幸雄が山崎健二に後を任せる事を伝えてその場を去って行った場面。利根川幸雄に後を任された際に山崎健二が利根川幸雄に言った台詞。

「まさやんっ!よかった....!無事で....!離さないっ..!もう!」

帝愛本社ビル、ロビーの外。遠藤勇次によって遠くに捨てられて行方不明になっていたまさやん(兵藤和尊の影武者)が自力で帝愛本社ビルまで帰って来た場面。無事に帰って来たまさやんと再会した山崎健二(黒服)(行方不明のまさやんを心配していた)が、まさやんを抱きしめ、言った台詞。

「オレだって..........ホントはしたくないです......こんなこと....!でも....見たくないんです..!利根川先生が............己の弱さに負ける所なんて....!利根川先生のためなら....オレは鬼になる......!」

帝愛本社ビル、利根川ルーム。健康のために節制をしている利根川幸雄が、たまには良いだろうと「マヨしょうが焼きのり明太弁」を食べようとしたところ、利根川幸の節制を応援していた堂下(黒服)がそれを阻止するために利根川幸雄から「マヨしょうが焼きのり明太弁」を取り上げ、ゴミ箱に投げ捨てた場面。その行動を見て「堂下...お前....なにを....」と言う利根川幸雄に対し、堂下が返した台詞。泣きながら言っています。

「う......うるさい........。潰れちまえばいいんだ........!こんなブラック企業..........!」

帝愛本社ビルの前。ツイッターで帝愛に対する否定的ツイートを行っていた人物が海老谷(元黒服)である事が判明した後。海老谷が帝愛本社ビル前にいたところを利根川幸雄と黒服達とが取り囲んだ場面。ツイッターの件に就いて利根川幸雄に「何故こんなことをした......？」と尋かれた海老谷が、そこで言った台詞。泣きながら言っています。

「理外....利根川チームにまさかの......アベック誕生....!しかもアツアツ......!」

帝愛本社ビル、利根川ルーム。佐衛門三郎二郎(黒服)と西口冴子(黒服)との逢引を目撃した権田(黒服)が、利根川幸雄にその事で相談をした場面。そこでの権田の台詞。この台詞では(「理外」の使い方も可笑しく感じられるところですが、)「アベック」と言う言葉が気になりました...。昭和で絶滅したとかしないとか言われている言葉のようです。その後の「アツアツ」も、また、そのようです。

「誰がマンガ家なんじゃ～～～～い!」

太平洋、海上。ハワイへ向かって飛んでいる飛行機(JNA723)から脱出シート(座席二人分)で脱出した兵藤和尊と山崎健二(黒服)(兵藤和尊に指名されて同行者となった)とが、脱出シートに乗った状態で海に浮かび、救助が来るのを待っている場面。GPSが付いているヘルメットを兵藤和尊が海に投げ捨てた後。GPSが何であるか(何の略語であるか)分からずに気にしていた兵藤和尊が、それが何であるか分かったと言い、山崎健二に「Gペン」、「ペーパー」、「スクリーントーン」だろうと言って来た事に、山崎健二が言った台詞。

「ククク....なるほど........この....ラーメンをマグカップで食べるというアイディア....まさに....悪魔的発想....!」

帝愛本社ビル。黒服達(記録的な大雪のため、帰らずに会社に残る事にした)が社内でブラックパーティーを行う中、鍋に入って出て来たラーメン(うまかっちゃん)を権田の提案で各々がマグカップに入れて食べ出した場面。ラーメンが入ったマグカップを手に、荻野圭一が利根川幸雄の真似をして言った台詞。