「利根川........剝げたな........おまえの化けの皮......!二流だ......!しょせんおまえは指示待ち人間....!」

スターサイドホテル。Eカード、第11戦終了後。カイジ(伊藤開司)の策略に嵌って第11戦を落とした利根川幸雄に対し、兵藤和尊が浴びせた台詞。

「だから...ダメなのだっ......!命はもっと...粗末に扱うべきなのだっ......!」

スターサイドホテル。Eカード、第11戦終了後。カイジ(伊藤開司)が第11戦に続き再び生き死にを賭けた博打(18ミリを賭けた第12戦)を挑んで来た場面。兵藤和尊が命を張るカイジを褒めた後に「命は一つしかないから大切にせよ」と言う世の中の傾向に就いて言った台詞。

「自覚しておる..........!わしの脳はすでに....焼かれている....!ジャンキーだっ......!」

スターサイドホテル。Eカード終了後。兵藤和尊が「くじ引き」での勝負を持ち掛けて来たカイジに対して1億円の賭け金を提案した場面。1億円と言う賭け金に周囲がざわつく中、兵藤和尊が自身に就いて言った台詞。

「制裁っ...!今、やる気なく「はあ....」と言ったおまえ..........制裁....!」、「兄弟とはいえ....序列はあるのだ....!圧倒的に........!」

帝愛地下王国。兵藤和尊が床に置かれた大きな杯でお酒を飲んだ後に「さあさあ皆も飲んで飲んで........!遠慮せず........!我らは同じ同胞....!兄弟だ......!」と言って、自分の飲んだそのお酒を黒服達にも飲むように勧めた場面。兵藤和尊の勧めに「はあ....」と返した黒服に兵藤和尊が言った台詞。

「クククク....カカカ......!コココ......!キキキ....!」

帝愛地下王国。兵藤和尊が床に置かれた大きな杯の中のお酒を黒服達に飲ませている中、モニターに映し出されているカイジ(伊藤開司)の姿に目を向け、手を叩きながら言った台詞(笑い声)。

「ぐふっ....!ぐふっ........。ぐふっ........。ぐふっ........。ぐふっ........。」

帝愛の地下王国。地下強制労働施設(建設中の地下王国)の作業場でモニターに映るカイジ(伊藤開司)を応援している労働者達を兵藤和尊が別室からモニターで眺めている場面。兵藤和尊がカイジに期待して応援している者達を眺めながら言った台詞(笑い声)。涎を流しながらの台詞です。

「あんなものは...クズどもの気休め....浅墓な迷信よ..........!逆に言うなら............祈るようになったら人間も終わりって話だ......!」

帝愛の地下王国。地下強制労働施設(建設中の地下王国)の作業場でモニターに映るカイジ(伊藤開司)を応援している労働者達を兵藤和尊が別室からモニターで眺めている場面。兵藤和尊が(カイジに期待している者達が見せている)祈りや応援に就いてそれが無力である事を黒服達に言った台詞。

「闘え....!そして勝て....!あるいは........死ねっ....!ククク........。万が一の場合はな...!」

帝愛の裏カジノ。カイジ(伊藤開司)が3枚目のパッキーを使い終えた後、勝負中断中。一条と兵藤和尊との電話による会話場面。カイジとの勝負を続行するように命じた兵藤和尊が電話を終える前に一条に言った台詞。

「いや..人形を替えたところで結局は人を刺すゲーム。いいのか？子どもにこんなモノ。」

帝愛の倉庫内、マザー・ソフィーの上。ワン・ポーカー、二十四回戦終了後。ワン・ポーカーでの敗者となった兵藤和也への脳天垂直落下が執行(兵藤和也(脳天垂直落下のために座席毎逆さまになっている)を座席に止めていたベルトが解除)された後。落下するものかと兵藤和也が座席に必死で捕まっている場面。そこでの兵藤和也による子供の頃の回想内。船上。兵藤和也が、人形の入った樽を剣で刺すゲームをしようとしている場面。兵藤和尊に似た人形が入ったものと、そうでないものとがある中、兵藤和尊に似ていない方を選んだ兵藤和也の事を優しいと言って褒めるソフィー(兵藤和也の母親)の姿を見て、兵藤和尊が(心の中で)言った台詞。

「いや、分からんもんは分からん!和也!次、落ちる時は、落ちると言えっ!」

帝愛の倉庫内、マザー・ソフィーの上。ワン・ポーカー、二十四回戦終了後。ワン・ポーカーでの敗者となった兵藤和也への脳天垂直落下が執行(兵藤和也(脳天垂直落下のために座席毎逆さまになっている)を座席に止めていたベルトが解除)された後。落下するものかと兵藤和也が座席に必死で捕まっている場面。そこでの兵藤和也による子供の頃の回想内。船上。船から兵藤和貴、兵藤和也が海に落ち、その場にいた者達に直ぐに気が付かれた兵藤和貴が最初に助けられ、気が付かれるのが遅れた兵藤和也がその後に助けられた場面。黒服(水着姿であり、黒服は着ていない...)や家政婦(和江)が、兵藤和也が海に落ちた事に気が付くのが遅れた事を謝る中、兵藤和尊がその者達を前に言った台詞。

「つまらん..!うんざり..!!TVも映画も音楽も......全て似非っ........!やれ愛だの....恋だの........「一人じゃない」だの............「会いたい」だの....!「やっぱり会いたくない」だの........「結局会いたい」だの............「切りすぎた前髪」だの..............「タイトなジーンズ」だの................「ねじこむ」だの........。どいつもこいつも....人間の本質をわかっとらん....。贋作......紛い物............!ワシは本物が見たいっ..!!特等席で....!!人間のドス黒い感情....際の際....本性....!破滅..!絶望..!そして死..!!それこそが真の娯楽..!愉悦..!!そうは思わぬか..？のぅ..？利根川よ......!」

帝愛本社ビルの一室。兵藤和尊が黒服をベッドにし、その上で仰向けになった状態で話している場面。その中で兵藤和尊が言った台詞。

「つまらん..!うんざり......!やれ「いいね!」だの......「ともだち」だの..「オフ会」だの......フォローだの..リムーブだの..リツイートだの......ブンブンだの....ハローユーチューブだの......!チッ....!下らぬ....!どれもこれも....!そうは思わんか....？利根川っ....!」

帝愛本社ビルの一室。兵藤和尊が黒服をベッドにし、その上で仰向けになった状態で話している場面。その中で兵藤和尊が言った台詞。「チッ....!」からは起き上がって言っています。

「虫唾が走るっ....!「ありのまま」では........クズは一向にクズのまま....!」、「ワシが最も嫌いな言葉..........!」

帝愛本社ビル、資料室。兵藤和尊が自分が見るための映画を利根川幸雄に選ばせている場面。利根川幸雄が二つ目に選んだ映画「ありのままで」に対して兵藤和尊が言った台詞。

「制裁っ..!」

帝愛本社ビル、シアタールーム。兵藤和尊が、自分と一緒に映画「ぼくらのHAYOBUSA」を観ていたが途中で居眠りをして「はよぶさ」の帰還場面を見逃した利根川幸雄(本当は兵藤和尊が先に居眠りをして「はよぶさ」の帰還場面を見逃しそうだったので黒服に映画を止めさせ、起きるのを待っていたが、その間に自分が寝てしまった)に対し、その事で怒った場面。怒った兵藤和尊が利根川幸雄に制裁(杖で叩く)を加えながら言った台詞。他の場面でも(「制裁っ....!制裁っ....!」、「制裁っ..!制裁っ..!」などの形で)出て来ます。

「利根川か。たしかにちょっとおまえも考えた。けど、おまえ......年寄りだろ!」

ハワイへ向かって飛んでいる飛行機(JNA723)。「JNA」の至宝である前島(機長)が突発性の心筋症で倒れ、もう一人の操縦士である山梨(副機長)が気絶すると言う状況になり(山梨の気絶は兵藤和尊達の勘違い)、脱出シート(座席二人分)を使って機内から脱出する事を決めた兵藤和尊が、そのシートに坐るもう一人に山崎健二を選んだ場面。シートに坐るもう一人に利根川幸雄を選ばなかった理由を本人から尋かれ、兵藤和尊が返した台詞。

「Gペン・ペーパー、スクリーントーンじゃろ？GPS」

太平洋、海上。ハワイへ向かって飛んでいる飛行機(JNA723)から脱出シート(座席二人分)で脱出した兵藤和尊と山崎健二(黒服)(兵藤和尊に指名されて同行者となった)とが、脱出シートに坐った状態で海に浮かび、救助が来るのを待っている場面。GPSが付いているヘルメットを兵藤和尊が海に投げ捨てた後。GPSが何であるか(何の略語であるか)分からずに気にしていた兵藤和尊が、それが何であるか分かったと言い、言った台詞。

「バカがっ........!まるでわかっとらん..!お前は....!帝愛のターゲット層..........いわゆる消費者どもというのが....いかに短絡的で....考えの浅い連中なのかを........!奴らは帝愛がクリーンかどうかなど考えとらん....!それよりも....もっともっと下......!下の周波数でCMを眺めとる..!楽しげなBGMにカラフルな画面......そして好感度の高いタレントがお手玉でもしとけば....それだけでもう......消費者は大喜び....!中身なぞ無くとも....そういうハッピーな空気感だけを奴らは受信しとるのだ..!現に......世の優秀な企業はそれをわかっとるから............蔓延っとる........!ただ犬猫に声をアテレコしただけの....くだらんCMが..!だがそういうCMが消費者(クズども)にはストライク..!カワイイだのウケるだの..........だた浅はかに漫然と受け入れ続けとるのだ..!」

帝愛本社ビル、兵藤和尊がいる部屋。帝愛でTV用のCMを作る事になり、その絵コンテを利根川幸雄が兵藤和尊のところに持って行き、見せた場面。その内容...企業の清潔感を重視した内容が気に入らなかった兵藤和尊が、利根川幸雄に制裁を加え、言った台詞。

「ゴミ!クズ!違うじゃろ、バカが..!死ねっ!アニメじゃろうが........!ここは......!それも特に内容の無い日常系のモノ....!」、「金が無いのにああいうアニメを観とる奴の大半は..........高確率でついとらん..!夢と現実の区別..!」

帝愛本社ビル、兵藤和尊がいる部屋。帝愛で作る事になったCMをどの番組で流すのか、兵藤和尊が利根川幸雄に尋いた場面。利根川幸雄からTVSの「ニュースランド」を中心に放送する考えであると聞かされた兵藤和尊が、そこで言った台詞。

「やはりゴミの出すアイディアは....ゴミじゃな..!」

帝愛本社ビル、悪魔的事業融資相談会が行われている部屋。兵藤和尊、利根川幸雄の前で多重債務者の一人が「ペアホン」のプレゼンを行った場面。それを聞いて兵藤和尊が言った台詞。